2012年9月30日日曜日

新規公開株「トレンダーズ(6069)」の投資判断

私はIPOやPOは基本的に買わないので今回も買わないけど・・・興味のある方もいるかと思うので・・・

トレンダーズ株式会社
仮条件:2,300円 ~ 2,550円
需要申告期間:2012年10月02日~
募集価格確定:2012年10月10日
抽選日:   2012年10月11日
募集期間:  2012年10月12日〜
払込期日  2012年10月18日
上場日  2012年10月19日
申込数単位  100株

2012年9月28日金曜日

今月の売り買い「持たざるリスクにどこまで耐えますか?」

アタリマエのことですが、株は買わなければキャピタルゲインが得られません。資産が増えるチャンスもその分失われます。いわゆる「持たざるリスク」と呼ばれるものが発生してしまうわけです。この言葉、証券会社の脅し文句みたいであまり好きじゃありませんが・・・

今月は、本当はほとんど買いを入れる気がありませんでした。もうちょっと安くなるかな〜?と思っているので・・・でも、待ってどのくらいの利益が期待できるかと、持たずに上げて得られない利益とを天秤にかけたとき、いくらか現金を株に変えておこうと思い、以下に買いを入れました。

2012年9月27日木曜日

「美しい国へ」

世の中には首相になることがゴールの議員がたくさんいます。そういう議員にとって、メディアによる苛烈で陰湿で執拗な攻撃に遭い、志半ばで退陣せざるを得なかった者の思いなど知る由もないでしょう。朝日新聞社は「安倍晋三の葬式はうちで出す」という社是の下、彼への幼稚な攻撃を再開するはずです。未だに真相を知らないまま、朝日新聞の書いた見当違いでデタラメな見出しを口にし、彼を笑い者にする人も多いままです。

党は既得権益に対する闘争者を守らず、メディアは「戦後レジーム」を死守するために捏造まがいの政権批判を世に送り出し、国民はそれに踊らされて国家元首を物笑いにする…そんな国のために命を賭す価値があるのかどうかもわかりません。でも、彼はそこに再度自ら飛び込んで命を賭けようと決断した。次は首相の首ではなく、メディアは間違いなく命を取る気で攻撃するでしょう。並大抵の決意ではなかったはずです。そうした思いを、今日投票した議員の内どれほどが彼と共有できているというのでしょうか?

2012年9月20日木曜日

FACTA10月号(9月20日発売)の記事まとめ

白い白鳥に興味のない私にとっては退屈な相場が続くのかと思ったら、日銀による国債買い入れ枠の拡大に対して、少なくとも市場は全否定の反応でしたね。当面はリスクオンの流れになるよと誰かが言っていたけど、どうなるんでしょう…黒い白鳥は来るのでしょうか、来ないのでしょうか。

それはさておき、FACTAの10月号が出ました。他の雑誌の記事はそんなに気にしてませんが、FACTAは時々鋭い切り口で個別銘柄を槍玉に挙げるので読むようにしています。実際、FACTA関連銘柄の株価がその後低迷することも珍しくないですし…。今回はFACTA10月号の気になった記事を簡単に紹介します。

2012年9月17日月曜日

福澤桃介式? お金と資産の増やし方

今月の貯金箱の中味は14,049円でした。マネックスの口座ができたので、カードが届いたら今月はマネックスに入金しようかな(*゚∀゚)

もう何年くらい続けているでしょうか。ワタシは日々小銭をウサギの貯金箱に貯めて、毎月お給料日前後になると開くという儀式を続けています。小さい頃はお手伝いしてもらったつり銭の小銭とか、おこづかいの残りとかを貯金箱に貯めて、月一で銀行に持っていったものです。

元はといえば、父親が豪快な人で家中に小銭を落として歩くのを、母親が拾い回って貯金箱に入れたのが始まりです。小銭の量が増えてくると貯金箱には入りきらなくなり、貯金箱はいつしか缶かんになり、その缶かんもどんどん大きくなって、最後には子供では持てない様な大きさになったのを憶えています。とはいえ、どれだけ小銭が貯まったのかを見せても父の性格は簡単にはなおるわけもなく、その代わりに私が母親の性格を引き継いで、「塵も積もれば」と言いながらせっせと小銭を貯める様になったわけです。

2012年9月12日水曜日

不動産セクターで丸焦げになる方法

私がバリュー投資を勉強する前に読んだ本で、今でもとても役に立ったと感謝しているものがあります。それは金森重樹さんという人が書いた「借金の底なし沼で知ったお金の味」という本。この本のお陰で、それまでまったく興味がなかった簿記を勉強したし、金森さんみたいに20代で年利24%の借金を1億円以上負っても生きていればなんとかなるということも知りました。でもそれ以上に役に立っていることがあります。「新興デベロッパーには手を出すな」という教訓です。

金森重樹さんというひとがどういうひとなのかは全然知らないのですが、先に述べたような経緯があったあとで不動産業でお金を稼ごうと考えたとき、まずはデータを集めてデベロッパーの販売戸数ランキングの変遷を確認したそうです。そうしたところ、驚いたことに「財閥系・鉄道系以外のデベロッパーは、過去にどれだけ売上があろうとも10年でTOP10から消え去り20年で潰れる」ということに気づきました。

2012年9月11日火曜日

新興市場の成長銘柄に対する投資判断

投資の一番の醍醐味は、上場して日が浅く出来高の小さい銘柄に目をつけ、その将来性を見抜き、企業の成長とともにキャピタルゲインを得るところにある。みんかぶで有名な明かりさんがプロフィールに書いている「ソフトバンクを4450円で買って15万円で売った」という話などはその典型だろう。(※ちなみにイーユンもほぼ同時期にわけもわからずトランスコスモスという会社の株を買いましたが・・・これは単なるビギナーズラックです(笑))

そう考えたとき、投資家にとって「新興市場は宝の山だ」・・・と言いたいところだが、実際はゴミの山でしかない。しかし丹念に探せば、そのゴミの山の中にも宝かもしれない企業がいくつかある。今回は、そうした「宝かもしれない」企業の中から、ここ数年しっかりとした足取りで成長している以下の企業10社を取り上げて紹介したい。

対象企業:エムアップ(3661)、ベクトル(6058)、リニカル(2183)、ブレインパッド(3655)、リブセンス(6054)、メディア工房(3815)、さくらインターネット(3778)、エスクリ(2196)、トレジャー・ファクトリー(3093)、駅探(3646

【収益性ベスト5】・・・ROI(総資本経常利益率)の過去4年平均
1位 リブセンス(56%)

2012年9月10日月曜日

大学発ベンチャーに投資する際の心構え

今はこの通りちゃらんぽらんに生きている私イーユンですが、こんな私も実はその昔、某大学のバイオ系研究機関で産学連携らしきものに参加したこともありましたし、特許案件の何件かに名前を入れさせてもらってたこともありました。その関係で…
「イーユンは大学発バイオベンチャーには興味ないの?」
…と、もう何十回もいろんなひとに聞かれてきました。その心は、投資しないのかという意味のこともあったし、参加しないのかという意味のこともあったし、起業しないのかという意味のこともありました。その都度、曖昧な笑みを浮かべてお茶を濁してきたわけですが…

企業の研究と大学の研究は根本的に違うものと考えた方がよいでしょう。

企業の研究費は利益を生み出すための原資でなければなりませんので、本来その研究成果が製品開発に結びつき需要を創出することが前提で研究が進められます。もちろん、実際にはそう簡単ではなく、特に大企業ではしばしば落とし所のない研究に資金とマンパワーが投入されることになりますが…それでも、企業の研究は大学の研究とは全く異なります。

2012年9月9日日曜日

「貯金」するなら銀行より証券会社の方が安全だった!?

最近、外貨建て資産をつくらなきゃなあと思いいろいろ調べてます。
大学入る前後からだからもう10年以上株や外貨を売買してきましたが、
証券会社とかの制度についてはホント全く知らないんだなあ・・・と
今更ながら自分の無知にびっくりすることばかりです。

まず、銀行の外貨預金はペイオフの対象外というリスクがあります。
じゃあ、FXとか外貨MMFとかの場合はどうなんだろう?
・・・と思ってちょっと調べてみて驚いたんですが、
結論からいうとこれらは倒産しても全額保証されるみたいです。
これってスゴくないですか?え?ふつうのコトですか?(汗)

証券会社には「分別管理義務」というものがあるそうです。
つまり、「ワタシの物はワタシの物、カイシャの物はカイシャの物」
といった感じで厳格に線引きして管理しているので、
経営破綻しても外貨MMFは(当然それ以外も)まるごと戻ってくるらしい。

2012年9月6日木曜日

巨大クレジットバブルが崩壊したら絶好の買い場が到来する?

ITブームのとき「ニューエコノミー」という素敵な言葉が流行りました。ITによって在庫調整が進んで景気循環はなくなるとか言ってました。サプライチェーンマネージメントなんて言葉が流行ったのもこの頃です。誰かが「ニューエコノミー」なんて言い出した頃、ドラッカーはすぐさま「90年前にもそんなこと言ってたな〜」と返したとか。

デカップリング論なんて言葉も流行ったことがありました。アメリカが景気後退しても、経済規模の拡大した新興国がなんとかしてくれる!!というものだったと思います。でも世界は以前よりも更に結びつきが強まる一方。ギリシアやスペインが風邪をひいただけで中国が動揺するというのに、アメリカが死んだらまさか人類が滅亡するのでは?と思わせるほどです。

サブプライムローンブームなんてのもありました。貸し倒れになりそうなボロボロの住宅ローン債券を詰め合わせにして、ご丁寧にリボンまでつけて市場に流すとなぜかAAA金融商品になるというイリュージョン!結果は世界を恐怖のどん底に陥れ、リーマンブラザーズを吹き飛ばし、クライスラーを叩きのめし、あやうくシティとAIGまで消し飛ぶ寸前まで行いきました。

2012年9月3日月曜日

なぜ恋人に振り回されない人は投資に強いのか?

バフェットは、市場のことを「情緒不安定なミスターマーケット」と呼びました。

ミスターマーケットはかなり頭がおかしい男です。私が「いやいやそれは高すぎて買いたくないですよ…」と言った次の日に、何を考えてるのかもっと高い値段で売りに来たかと思うと、「え!?なんでそんな安く売ってくれるの?アタマ大丈夫???」と思って買った次の日に、なぜかもっと安い値段で売りに来たりといったことは日常茶飯事です。

だから、投資家ならみんな知っていることだと思いますが、投資というのはポートフォリオの管理ではなく、自分自身の心の管理なのです。高値の次の日にもっと高くなれば、もう手の届かないところに行ってしまうのではないかと誰だって不安になります。安値で買った次の日に更に安くなれば、自分の買ったものの価値を誰だって疑います。根っから投資に強い人は、生まれつき冷たいハートを持っている人です。あの躁鬱気味のミスターマーケットに振り回されないくらいだから、恋人に振り回されるとか家族に振り回されるとかそういうのとは無縁の人なんじゃないでしょうか。

2012年9月1日土曜日

1ドルの価値はもはや60円前後まで低下している

昨日のジャクソンホールは肩透かしもいいところで、市場もほとんど反応しませんでした。そして何よりも、更なる量的緩和は望んでいないというFRBの心理がバーナンキさんの言葉の端々に見え隠れする講演に終わりました。

確かにFRBのQE1とQE2はアメリカのデフレ征伐に成功しました。でも失業率の方はというと、こちらは急激に悪化してしまっています。失業率を改善するため追加の金融政策を行う意志はあると昨日バーナンキさんは述べましたが、おそらくそれは量的緩和ではないでしょう。

その理由のひとつは、FRBは量的緩和と呼ばれる非伝統的金融政策がインフレと失業率上昇を同時にもたらす可能性が無いかを見極める必要があって、それにはまだしばらく時間が必要だから。

まさかの首都直下型地震リスクヘッジ株の投資判断

ゼネコンの株価は平成バブル崩壊以来長期の低迷状態にある。3.11以降一時的にいくらか盛り返したものの、最近になって再び3.11以前の水準にまで値を戻そうとしている。

しかし個人的には、優良ゼネコン株の保有は、可能性が示唆されている南海トラフや首都直下型の地震が起こった際のリスクヘッジにもなるのではないだろうかと考え始めている。

また、2020年夏季オリンピックの開催国を決めるIOC総会を一年後に控え、東京オリンピック開催の可能性を見据えて安値で買い叩けるゼネコン株を一銘柄くらい持っておくのも悪くないだろう。現状ではイスタンブール開催が濃厚ではあるが、メダリスト銀座パレードに50万人もの観衆が集まったのを見てからというものその考えをさらに強くした。

そこで、これまでゼネコン株にはほとんど注目して来なかったが、スーパーゼネコンから中小地方ゼネコンまで経営・財務・指標を概観し、購入に価する銘柄を抽出してみた。

ゼネコン株の指標一覧

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