2012年9月9日日曜日

「貯金」するなら銀行より証券会社の方が安全だった!?

最近、外貨建て資産をつくらなきゃなあと思いいろいろ調べてます。
大学入る前後からだからもう10年以上株や外貨を売買してきましたが、
証券会社とかの制度についてはホント全く知らないんだなあ・・・と
今更ながら自分の無知にびっくりすることばかりです。

まず、銀行の外貨預金はペイオフの対象外というリスクがあります。
じゃあ、FXとか外貨MMFとかの場合はどうなんだろう?
・・・と思ってちょっと調べてみて驚いたんですが、
結論からいうとこれらは倒産しても全額保証されるみたいです。
これってスゴくないですか?え?ふつうのコトですか?(汗)

証券会社には「分別管理義務」というものがあるそうです。
つまり、「ワタシの物はワタシの物、カイシャの物はカイシャの物」
といった感じで厳格に線引きして管理しているので、
経営破綻しても外貨MMFは(当然それ以外も)まるごと戻ってくるらしい。


FXについても2010年以降は信託分別管理が義務付けられていて、
こちらもFX業者破綻時には基本的に全額戻ってくるようです。
(取引できない間に膨らんだ借金が戻ってくる可能性もありますが・・・)

しかも、もし破綻時の事故で業者からの返還が不能になった場合でも、
投資者保護基金」というものがあって1000万円まで保証されます。
分別管理義務に違反があった場合でもペイオフと同様の保護があるようです。
投資家は銀行の預金者よりもかなり手厚く守られていることがわかります。
銀行が破綻したら外貨預金はゼロ、でも外貨MMFやFXなら全額保証です。
外貨建てで貯蓄するなら銀行を使う理由はないようです。

・・・?
ひょっとして、これって外貨建て資産に限ったことではないんじゃ???
そうです。当然円建ての資産も分別管理義務がありますし、
もしものときにはちゃんと投資者保護基金で守られます。
しかも今普通預金の金利は0.02%とか、期間5年の大口定期でも0.1%以下。
証券会社のMRFだったらいつでも引き出せて大口定期並みの利回り。
銀行に大金を預けておくほど馬鹿らしいことはないということでした。
銀行口座なんて当座のお金が入ってれば十分だったんですね!

で、先日の記事の答えです。シンガポール・ドル建ての貯蓄をどうするか。
多分、マネックス証券のFX PLUSを使ってレバレッジ1倍で買えば
手数料(スプレッド)も0.06jpy/sgdだから一番お得かな?と思いました。
1000sgd(6万円くらい)単位と少額で積み立てられるのもありがたいし、
買建玉で多少の(でも普通預金より大きい)スワップポイントがもらえます。

というわけで早速マネックスの口座開設手続きを済ませました(*´ω`*)


※追記
ただし上記の保護はあくまで証券会社やFX業者が違法行為を行なっておらず
しっかりと分別管理ができている場合に限ることを追記しておきます。
そういう意味では、結局は「安全な業者」の見極めが大事という点は
変わりがないんでしょうねえ…つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚