2013年7月2日火曜日

投機マネーはいつも「轟音を立てて」引き上げる

 投機マネーは限られた地域に集まり、投機マネーが集まった地域ではバブルの膨張と崩壊が起こるものです。その歴史を遡ると、遥か昔、ルネサンス華やかなりし14世紀のジェノバやフィレンツェ、ヴェネツィアにたどり着くとブローデルさんという偉い経済学者が言いました。当時のイタリアには既に活発な証券市場があって「未来の価値」が活発に取引されていました。しかし盛期ルネサンスと呼ばれるイタリアバブルはローマ略奪によって弾けます。戦争の終結がしばしばバブル崩壊を引き起こす歴史はここから始まった・・・と言ったら、ちょっと言い過ぎかもしれませんが・・・

2013年6月5日水曜日

どうしてプロダクトタンカー市況が元気なのか?

日本海事新聞 2013年6月5日
 プロダクト(石油製品)タンカーの新造発注が止まらない。先週1週間でLR(ラージレンジ)2型、MR(ミディアムレンジ)型、ハンディ型など計22隻の成約が表面化した。その結果、2013年のプロダクト船新造発注は1-5月で83隻となり、100隻の大台突破が視野に入ってきた。発注している船主はギリシャ系、受注している造船所は韓国が中心。プロダクト船市況の回復・上昇見込みを背景に新造発注はブームの様相を呈してきた一方、発注残拡大が市況好転に悪影響を及ぼしかねないとしてタンカー関係者の間には警戒感が広がっている。

 日本の大手造船がLNG船の受注に躍起になっている間隙を縫って、韓国の大手造船はプロダクトタンカー好況の恩恵を受けているようです。どうしてプロダクトタンカー市況が急回復を見せているのか?理由は簡単で、世界経済の原則もひとつの理由ですが、それと同時に先進国の環境規制が規制強化の傾向にあり、精製能力が産油国にシフトしているためです。だから原油を運ぶ必要性が低下し始めており、このことはクルードオイルタンカー市況の低迷とも深く関係してます。

2013年6月3日月曜日

去年10月の白川貸出増加支援制度が日本版サブプライムバブルの呼び水になる かもしれない

長期金利は一段高となり、金利は上昇局面にあります。それに合わせて住宅ローンの固定金利も先月くらいから急上昇を始めました。こういった局面で銀行は変動金利をすすめてくるものです。

住宅ローンには(ある程度までは)貸し出しが貸し出しを生む様な性質があるそうです。貸し出しが増えれば増えた分だけ住宅の需給が逼迫する。すると住宅価格も上昇基調になるので住宅の需要がさらに増え、住宅ローンの需要も増えるので金利が上昇する。そうなると早めに借りて早めに買っておこうとする判断が働くので、ますます貸し出しが増えて、住宅価格も住宅ローン金利も上昇を続ける・・・ただし、住宅の需要には上限があるので、変な買い圧力が働かなければいずれ頭打ちになります。ところが、変な買い圧力が発生すると一気に住宅バブルまで雪崩れ込んでしまうことがあります。


2013年4月30日火曜日

iPS研究者のみなさんも気にしてる?!日本版NIHがバイオ業界に及ぼす影響

先日、iPS研究の公開シンポジウムに行ってきました。政府肝いりのプロジェクトだけあって、私の専門分野とは比較にならないスゴイ賑わい、しかも報道のカメラや記者さんまで聴きにきてて、立ち見御免の大人気シンポジウムでした。

そんな中私はというと、実はあんまり興味がなかったのですが、ちょうど有給とって遊びに行く途中の駅近くが会場だったので、知り合いにお願いして申し込みしてもらいました。投資のネタを探しに…結果からいうと、ひとつも投資のネタになりそうな話はありませんでしたが…(笑)

でもそんな中で、研究者さんたちがすごく気にしていた話題があります。それが「日本版NIH」の話。

2013年4月27日土曜日

バブルは必ずやってくる、それだけは断言できる

「日本株は5合目を過ぎたと思う」

最近、とある個人投資家のスカイプ友達と久々にお話をしたのですが、そのとき彼は上のようなことを口にしてました。今時分に5合目過ぎたなんてわりと悠長だなあと思いつつ、いろいろ話をしてみたら意外と意見が合ってビックリ。

まず第一に彼もかねがね「金融緩和のみでもドル円100円、日経平均13000円は一瞬で届く」と言っていたこと。私自身もみんかぶで去年の9月26日の日記のコメントに対するリプライで、自信なく書いてます。当時こんなことを言うと頭がおかしいと思われましたが(彼はお構いなしで言ってましたが)、今これをバカにするひとは一人もいません。だって、ホントにそうなっちゃったから。

第二に、黒田総裁を含む安倍政権が金融と外交の舵取りを間違えなければドル円の目処は福井レートの110円で、その場合の日経平均は2007年の18000円が峠になるという話。米経済が堅調であることが必要条件ですが、安倍さんがミスをしなければその辺までは行くのではないかと。そこまでは「バブル」ではなく必然という点でも同意見でした。

2013年4月15日月曜日

映画「クラウド アトラス」を観てなぜか号泣

今日はウォシャウスキー姉弟とトム・ティクヴァの共同監督映画「クラウド アトラス」を観てきました。(日記風の書き出し)


噂通りの複雑な映画(※私にとっては)で、開始10分で「今日疲れてるし、メンタルもかなり不健康だから集中できないし・・・英語も字幕も頭に入ってこない・・・これが160分以上続くとか無理かも・・・」と不安になる出だし。6つの時代がまるでコラージュの様に次々と現れては消え、未完成なトレーラーを観てる気分でした。噂では「絶対に原作読んで観た方がわかりやすい!」らしいのですが・・・映画のために小説を700ページも読む気はしないので当然予習なし・・・正直この時点では、別の映画にしとけばよかったとちょっと後悔。

2013年4月12日金曜日

乾新悟・乾汽船社長/ノンアルコールデー150日目指す

日本海事新聞 2012年4月12日(火)
 2001年6月の就任から13年目を迎えた乾新悟・乾汽船社長。
 「不況の地獄を2回、好況の天国を1回、経験しました。あと1回ぐらい天国があればいいのですが」と笑顔で語る。
 毎年、年初に金融機関各行を訪問した際に受けた印象で1年を占うという。今年は人出が多く、人々の表情も朗らかで「暗かった昨年と大違い」だった。昨年末の政権交代以降、「空気が変わっているのを感じた」と話す。
 ただ、「まだ実体はなにも良くなっていない。厳しい環境が続くかもしれない」と気を引き締める。難局下で海運のトップにかかる重圧は大きい。最近、体調管理を目的に酒を控えており、昨年はノンアルコールデー120日を達成。「今年は150日を目指します」と宣言していた。


 9日に、「ハンディマックスとハンディサイズを何隻か新造用船する」と乾社長が言ってました。運賃市況はまだまだひどい状態ですが、乾社長の読みとしては「バルカーは世界的な船腹過剰だけど、酷いのは主にケープやパナで、中小型バルカーはそこまで悪くない。しかも世界のハンディサイズの大半は船齢が15年以上で廃船が近い。バラスト水管理の新条約に引っかかる旧船は半強制的に廃船になる。たとえ廃船しなくても燃費が悪い。底値の今のうちにエコシップを確保しておくかどうかが今後15年を分けることになる。」ということだそうです。なかなか面白い話でした。それに、上の記事にある様に肌で感じた「空気が変わっている感じ」はとても重要です。
 中国発の「好況の天国」のとき、本当に素晴らしい舵取りで乾汽船は商船三井と共に最高のパフォーマンスを上げました。そして今は未曾有の「不況の地獄」ですが、この地獄をどう乗り切るかで若社長の真価が問われるでしょう。乾新悟社長はまだ42歳と若いしいわゆる世襲社長ですが、もしかしたらなかなかの傑物かもしれません。長く経営に携わるためにも今年もお酒はほどほどにして、15年後には大社長になっていてほしいなあ。

2013年4月9日火曜日

止まらないバルカー新造発注/13隻成約が表面化。ケープ8隻、供給過剰再び危惧

日本海事新聞 2012年4月9日(火)
 バルカーの新造発注が止まらない。先週1週間で13隻の成約が表面化した。そのうちケープサイズが8隻を占め、ケープサイズ新造発注隻数が顕著に積み上がっている。近い将来のドライ市況回復をにらんだ新造発注とみられるが、発注が積み上がれば市況回復の足かせとなる可能性が高まる。ドライバルク関係者の間では、投機発注を危惧する声が次第に強まっている。

 タンカー王のジョン・フレドリクセンは去年の中頃に大量の海洋石油プラットフォームとLNG船を発注して話題になりましたが、今度はケープサイズバルカーを底値で拾おうと画策しているみたいです。他にも、ケープサイズをはじめバルカー新造の受注を造船各社が受け始めているという話を最近よく耳にします。しかも、去年末まではハンディサイズやハンディマックスが中心でしたが、ここにきてケープサイズの発注が積み上がってきているのが特徴的です。これらの発注は15−16年の船台に対して発注されているようなので、新造船を今発注しておけば竣工する頃には運賃市況は持ち直して損益分岐を超えている可能性が高いです。

 もう一つ注意しなければいけないのは戦争が起こるか起こらないか。中国は今のところ国内に大量の鉄鉱石と鋼材の在庫を抱えており、これが経済成長の足を引っ張っています。少なくとも習近平自身は北朝鮮の不安定化を望んでいないはずですが、大規模な戦闘が起これば中国はだぶついた鉄を一掃できる上、過剰になった生産力も回りだします。すると原料輸送が活発になるためケープサイズの船腹が不足し、運賃上昇で更にケープが生産されるため鉄が不足するといったサイクルが生まれるでしょう。しかも造船やハイテク産業ではライバルの韓国が機能不全に陥るので、凄まじい特需が中国に降ってくることになるでしょう。もしかしたら、そういった筋書きも既に想定されているかもしれないので、「今回もまた弱い犬が吠えている」と一笑に付すのは危険かもしれません。

2013年4月7日日曜日

海運大手/3年8カ月ぶり円安水準。損益改善効果200億円超

日本海事新聞 2012年4月8日(月)
5日の東京外国為替市場の円相場は、円売りが加速し為替は一時1ドル=97円台と2009年8月以来、3年8カ月ぶりの円安水準となった。日本銀行の金融緩和を受け、円売り・ドル買いが進んだことが主因。海運大手の2013年1-3月期の各社前提に比べ足元の為替は8-11円の円安。今後も円安が定着すれば今期は海運大手3社で前期比200億円超の損益改善効果につながる。一方、海運株は一部買われたものの、値下がり銘柄もあるなど、大幅続伸した日経平均に比べ伸び悩んだ。 

ちなみに為替前提は日本郵船が87円、商船三井が88円、川崎汽船が85円と、現在の為替水準1ドル=96〜97円と10円前後のひらきがあります。日本の外交海運はドル収入が8割前後を占めますので影響は甚大です。ただし、営業損益が赤字の船社ではむしろ円安がマイナスの影響を与える可能性もあり得るので注意が必要です。

「第二次朝鮮戦争」は本当に長期化しないのか?

巷では、韓国と北朝鮮が戦闘を再開するのではないかという物騒な噂が流れています。

戦争は兵士のみならず民間人の命も奪われる可能性が常につきまとうもので、あらゆる外交手段を講じて回避するべきもの、望むべきものではなく忌むべきものです。実際、オバマさんも習近平さんも「第二次朝鮮戦争」の勃発は望んでいませんので、外交での解決に努めるでしょう。しかし、だからといってそれは戦争にまつわるリスクに備えなくてよい理由にはなりません。北朝鮮の行動は日に日にエスカレートしており、韓国への攻撃に至れば否が応にもアメリカはこの戦争に巻き込まれてしまいます。戦争の起こる可能性が高まっているのならば、投資家はその戦争に向けてどう動くべきか予め考えておくべきでしょう。

2013年4月6日土曜日

Baltic Handysize Index (HBSI) 2013/03/27-2013/04/05

2013/03/27
Handysize      BHSI   547   (+2)

2013/03/28
Handysize      BHSI   547   (±0)

2013/04/02
Handysize      BHSI   542   (-5)

2013/04/03
Handysize      BHSI   537   (-5)

2013/04/04
Handysize      BHSI   529   (-8)

2013/04/05
Handysize      BHSI   525   (-4)

Handysizeは25連騰でおわり。
ただし、USDA在庫統計発表次第では上も下もあるので注意が必要。

2013年4月5日金曜日

海運・造船関係の事実の羅列

世界的にみて、
鋼材市況は過剰供給が原因で依然下落基調のようです。
そうなると、当然石炭市況も軟調で、ここのところ大きく下げています。
非鉄を見ると銅もアルミも在庫増が鈍化して下落しています。
天然ガスはもう2年間も下げ続けています。
石油は歴史的に見れば高止まりの水準ですが、上げてはいないようです、今のところ。
金は半年前にピークアウトした可能性もありますが、わかりません。

用船市況は回復を続けていましたが、ここ数日を見ると、そろそろ一服かもしれません。
バルカー船価は新造船も中古船も横ばいかやや上昇基調の様に見えます。
石炭市況は悪いものの、石炭輸送向けのパナマックスの購入は活発化しています。
石油は下がってはいないものの、オイルタンカー市況は極めて厳しいようです。
LNGは輸送活発化の期待がありLNG船の新造や用船契約の話題がよく報じられています。
ただアフリカ諸国でのLNG開発に遅れが生じたため2014年は船腹が供給過剰になりそうです。

新造船発注は中国離れが加速し、ジャパン・プレミアムが回復してると今週も記事がありました。
韓国の海洋プラント受注は今年に入って大きく減ってますが、これから増えると言ってます。
大宇造船海洋は先月受注ゼロだったようで、ウォン高が響いているようです。
逆に日本の造船各社は、市況の底打ち感と円安傾向を見極めるため受注を手控えています。
既に先2年分以上の船台を完売した造船所もあるとのことで、非常に賢明な判断です。
韓国STXグループは1月に造船子会社STX OSVを伊フィンカンティエリに売却しました。
更に韓国最大の不定期船社STXパンオーシャンも売却しようとしましたが、応札無しでした。
日本の船社はまだわりと体力が残っているためバルカーの減船でなんとか乗り切れそうです。

2013年3月28日木曜日

Baltic Handysize Index (HBSI) 2013/03/20-26

参考にしていたサイトが会員限定になったようです。
BHSIを掲載していた他の日本語サイトも同じサイトを参照していたらしく、BHSIのみ更新がなくなりました。

とりあえずBaltic Dry Index、Capesize、Panamax、Supramaxは
Dryships Inc.で毎日更新されています(多分一番早い?)ので、そちらをご覧ください。
http://www.dryships.com/pages/report.asp

今後、日本語サイトでは情報の少ないBaltic Exchange Handymax Indexのみ更新しようと思います。(探せばあるかもしれませんが・・・)

2013/03/20
Handysize      BHSI   532   (+10)


2013/03/21

Handysize      BHSI   539   (+7)


2013/03/22

Handysize      BHSI   542   (+3)


2013/03/25

Handysize      BHSI   543   (+1)


2013/03/26

Handysize      BHSI   545   (+2)

Panamaxは34連騰で途切れてしまいましたが、
Handysizeは24連騰でまだ連騰を継続中。

2013年3月20日水曜日

バルチック海運指数 2013/03/19

Baltic Dry Index BDI     912   (+13)
Capesize      BCI     1290  (-5)
Panamax       BPI     1184  (+12)
Supramax      BSI     950   (+13)
Handysize      BHSI   522   (+9)

Panamaxはついに30連騰。
Supramaxは24連騰、Handysizeは19連騰。
ケープはまだ休み・・・

2013年3月19日火曜日

バルチック海運指数 2013/03/18

Baltic Dry Index BDI     899   (+7)
Capesize      BCI     1295  (-5)
Panamax       BPI     1172  (+10)
Supramax      BSI     937   (+12)
Handysize      BHSI   513   (+7)

Panamaxは29連騰。
Supramaxは23連騰、Handysizeは18連騰。
例によってケープは4月相場まで休みか・・・

2013年3月16日土曜日

バルチック海運指数 2013/03/15

Baltic Dry Index BDI     892   (+12)
Capesize      BCI     1299  (-3)
Panamax       BPI     1162  (+15)
Supramax      BSI     925   (+12)
Handysize      BHSI   506   (+12)

Panamaxは28連騰。
Supramaxは22連騰、Handysizeは17連騰。
例によってケープは・・・

2013年3月14日木曜日

バルチック海運指数 2013/03/14

Baltic Dry Index BDI     880   (+5)
Capesize      BCI     1302  (-12)
Panamax       BPI     1147  (+9)
Supramax      BSI     913   (+10)
Handysize      BHSI   494   (+4)

Panamaxは27連騰。
Supramaxは21連騰、Handysizeは16連騰。

ケープサイズ/竣工ペース大幅鈍化。2月6隻、前年比半減以下

日本海事新聞 2012年3月14日(火)
 新造ケープサイズ(鉄鋼原料船)の竣工ペースが大幅に鈍化している。日本郵船によると、1-2月の竣工量は19隻と前年同期の半減以下のペース。2月に限ると竣工隻数は6隻と同15隻に比べ大幅に減少した。船価水準は依然高いものの、新造船の竣工が一巡、通年でも昨年に比べ半減以下の100隻を下回る見込みだ。

 鉄鋼需要はかなり低迷しているにもかかわらず、ケープサイズの輸送能力は2009年と比較して6割も増えています。当然運賃市況も係船ポイント割れのになってますが、運賃市況が悪化すれば新造船の竣工はいずれ鈍化するのが道理で、ようやくその時期がきつつあるようです。

パナマックス市況上昇基調/南米穀物出荷増。太平洋1万ドル強

日本海事新聞 2012年3月14日(火)
 7万重量トン級パナマックスバルカーのスポット市況が上昇局面に入っている。ブラジル、アルゼンチンの南米産穀物が出荷シーズンに入り、太平洋から南米に向かうバラスト航海が増加。結果として太平洋の船腹需給が引き締まり、日建て1万ドル強での成約が相次いでいる。新造船の竣工増でパナマックス市況は年明けから主要航路平均5000-6000ドルに低迷していたが、2月上旬から1カ月間にわたり続伸。今後の見通しをめぐっては、南米穀物が出荷最盛期を迎える4月に向けてもう一段の上昇が期待できそうだ。

 今頃「パナマックス市況上昇基調」なんて記事を海事新聞でみかけたけど、パナマックス運賃はもう1ヶ月以上連騰しています。2月6日から連騰が始まり、一度も下げずに今日まで26連騰で40%近く上昇してます。パナマックスの運賃を押し上げる要因は主に石炭と穀物の荷動き。記事にある通り今回の運賃上昇の主な理由は南米産穀物の出荷シーズンが近いからですが、例年より上昇開始が1ヶ月くらい早いみたいです。10000ドル台も射程に入ってきましたが、今年も去年に引き続き新造船の供給圧力が強いため、夏には去年以上に落ち込むかもしれません。

2013年3月13日水曜日

バルチック海運指数 2013/03/13

Baltic Dry Index BDI     875   (+10)
Capesize      BCI     1314  (±0)
Panamax       BPI     1138  (+7)
Supramax      BSI     903   (+14)
Handysize      BHSI   490   (+4)

Panamaxは26連騰で更に加速か?
Supramaxは20連騰、Handysizeは15連騰。
Capesizeは変わらず・・・また下げる?

もしかしたら戦争が近いかもしれない。
韓国の雰囲気が少しおかしい。
アメリカは北朝鮮を警戒し始めている。
中国も北朝鮮を持て余し始めている。
中東も「アラブの春」を経たけど、予定が狂い始めている。
パワーバランスの不安定さが危ういレベルに達している。

バルチック海運指数 2013/03/12

Baltic Dry Index BDI     865   (+18)
Capesize      BCI     1314  (+54)
Panamax       BPI     1131  (+3)
Supramax      BSI     889   (+13)
Handysize      BHSI   486   (+1)

Panamaxは25連騰で更に加速か?
Supramaxは19連騰、Handysizeは14連騰。
Capesizeは急反発で4%超の上昇。

2013年3月12日火曜日

バルチック海運指数 2013/03/11

Baltic Dry Index BDI     847   (+4)
Capesize      BCI     1260  (-2)
Panamax       BPI     1128  (+4)
Supramax      BSI     876   (+12)
Handysize      BHSI   485   (+2)

Panamaxは24連騰で更に加速か?
Supramaxは18連騰、Handysizeは13連騰。
Capesizeは反落。

2013年3月9日土曜日

バルチック海運指数 2013/03/08

Baltic Dry Index BDI     843   (+9)
Capesize      BCI     1262  (+2)
Panamax       BPI     1124  (+12)
Supramax      BSI     864   (+12)
Handysize      BHSI   483   (+5)

Panamaxは23連騰で更に加速か?
Supramaxは17連騰、Handysizeは12連騰。
Capesizeは4連騰も早くも鈍化?

2013年3月8日金曜日

バルチック海運指数 2013/03/07

Baltic Dry Index BDI     834   (+14)
Capesize      BCI     1260  (+9)
Panamax       BPI     1112  (+22)
Supramax      BSI     852   (+15)
Handysize      BHSI   478   (+6)

Panamaxは22連騰で更に加速か?
Supramaxは16連騰、Handysizeは11連騰。
Capesizeも3連騰。

2013年3月6日水曜日

バルチック海運指数 2013/03/06

Baltic Dry Index BDI     820   (+14)
Capesize      BCI     1251  (+5)
Panamax       BPI     1090  (+10)
Supramax      BSI     837   (+19)
Handysize      BHSI   472   (+6)

Panamaxは21連騰も鈍化。Supramaxは15連騰。Handysizeは10連騰。
Capesizeはとりあえず2連騰。でも中国じゃ用船料の未払いも問題に・・・

バルチック海運指数 2013/03/05

Baltic Dry Index BDI     806   (+17)
Capesize      BCI     1246  (+7)
Panamax       BPI     1080  (+22)
Supramax      BSI     818   (+17)
Handysize      BHSI   466   (+12)

BDIは大幅高。
Panamaxは20連騰。Supramaxは14連騰。Handysizeは9連騰。
Capesizeも反騰開始・・・とはまだまだいかなそう。

長期投資家はいつ利益を確定するのか?

たまには長期投資の話をしましょうか。

長期投資家は売るのが苦手とよくいわれます。バフェットですらしばしば「売るタイミングが下手だ」と評されます。もちろんそんなこという人達は「じゃあバフェットより儲けてみれば?」とみんなに言われちゃうわけですが・・・

どんな投資法でも「利益確定」が一番難しいといわれますが、「持ち続ける」ことが前提の長期投資の利益確定は特に難しいのです。そもそも「持ち続ける」ことと「利益確定」は二律背反の関係にあるので。私自身、長期投資を勉強する中で「これって・・・どうやったらコンスタントに利益を確定できるんだろう・・・???」と、かなり悩んだのも事実です。

バフェット翁などは「持ったら放っておけ」と平気で言ってのけます。いわゆる buy and hold forever と呼ばれる手法です。確かにこれは長期投資をする者は誰もが紙に書いて 壁に貼るべき言葉です。なぜなら、「絶対売るな!Never sellだ!!」と常に自分に言い聞かせなければ、人間の如き弱い生き物は目先の値動きに惑わされて利益や損失を確定してしまいます。だから長期投資家は、まず「買った株は一生売らない」と心に固く誓うべきです。そして一生売らないつもりということは、買う前はよほど慎重に精査 しなければなりません。

でもそんなことを言われると、次はこんな叫びにも似た疑問が湧いてきます。「 じゃあ株を買ってせっかく値上がりしてもインカムゲインしか手にできないってこと!?」それはちょっと淋しすぎます。長期投資家は一生キャピタルゲイン を手にできないのでしょうか?

この疑問が解消したのはジョン・テンプルトンのことを勉強した時です。テンプルトンは私が持った様々な疑問に対して、実に明快に答えてくれました。長期投資家が利益や損失の確定を考えるのはどういうときか?

2013年3月5日火曜日

バルチック海運指数 2013/03/04

Baltic Dry Index BDI     789   (+13)
Capesize      BCI     1239  (-4)
Panamax       BPI     1058  (+22)
Supramax      BSI     801   (+20)
Handysize      BHSI   454   (+7)

Panamaxは大幅高で19連騰。
Supramaxは13連騰。Handysizeは8連騰。
Capesizeは11連敗もやや下落率は鈍化か。

2013年3月2日土曜日

FACTA3月号(2月20日発売)の記事まとめ

相場が良いので明るい話題にばかり目が行き、陰気な話題からは目を背けがちですが、こういったときこそ嫌なニュースにも目をむけましょう。FACTAの3月号について、遅くなりましたがすこし書きます。

1.愚かなり斜陽製造業「国有化」
(http://facta.co.jp/article/201303025.html)
「円高是正はもちろん必要だが、米国、欧州、韓国などと比較して日本は国内に競合する企業が多すぎる。それなのに競争力のない企業を国が救済するとはなにごとだ。これでは競争力のある企業が国内で消耗してしまうだけではないか」とFACTAは主張をしています。主にシャープのことを言ってますが、一理ありますね。ただ、自動車業界がそれなりに利益をあげていたにもかかわらず、競合企業の存在しないルネサスの経営が立ち行かなくなっているというのは、国内の産業構造に根本的な問題があるのではないでしょうか?

バルチック海運指数 2013/03/01

Baltic Dry Index BDI     776   (+19)
Capesize      BCI     1243  (-6)
Panamax       BPI     1036  (+46)
Supramax      BSI     781   (+17)
Handysize      BHSI   447   (+11)

Panamaxは大幅高で18連騰。
Supramaxは12連騰。Handysizeは7連騰。
Capesizeは10連敗。荷動きの明暗くっきり。

2013年2月28日木曜日

バルチック海運指数 2013/02/28

Baltic Dry Index BDI     757   (+12)
Capesize      BCI     1249  (-15)
Panamax       BPI     990   (+29)
Supramax      BSI     764   (+19)
Handysize      BHSI   436   (+10)

Panamaxは17連騰。Supramaxは11連勝。Handysizeは6連勝。
Capesizeは9連敗・・・鉄鋼不況は深刻か。

バルチック海運指数 2013/02/27

Baltic Dry Index BDI     745   (+4)
Capesize      BCI     1264  (-27)
Panamax       BPI     961   (+22)
Supramax      BSI     745   (+11)
Handysize      BHSI   426   (+7)

Panamaxは16連騰。Capesizeは下げ止まらず8連敗。

2013年2月27日水曜日

バルチック海運指数 2013/02/26

Baltic Dry Index BDI     741   (-2)
Capesize      BCI     1291  (-32)
Panamax       BPI     939   (+17)
Supramax      BSI     734   (+10)
Handysize      BHSI   419   (+5)

Panamaxはなんと15連騰。しかしCapesizeはズルズル沈む・・・
鉄鋼・石炭はしばらくダメかもしれない。
Panamaxは恐らく家畜飼料用穀物の荷動きで上昇?

2013年2月25日月曜日

バルチック海運指数 2013/02/25

Baltic Dry Index BDI     743   (+3)
Capesize      BCI     1323  (-12)
Panamax       BPI     922   (+13)
Supramax      BSI     724   (+7)
Handysize      BHSI   414   (+2)

Panamaxは14連騰。3日連続でCapesize以外は上昇。
でもCapesizeは係船ポイント割れで大変な状態・・・

2013年2月23日土曜日

バルチック海運指数 2013/02/22

Baltic Dry Index BDI     740   (+3)
Capesize      BCI     1335  (-9)
Panamax       BPI     909   (+17)
Supramax      BSI     717   (+12)
Handysize      BHSI   412   (+1)

Panamaxは13連騰。2日連続でCapesize以外は上昇。

2013年2月22日金曜日

三光汽船は更生計画案を5カ月間提出延長

日本海事新聞 2012年2月22日(金)
 三光汽船は20日、2月末に東京地裁へ提出予定だった更生計画案を7月末まで5カ月間延長すると発表した。海運市況の低迷を受け、経営再建計画が現状で策定できないと判断した。同社は主力銀行がなく、経営再建に向け投資機関などスポンサー確保が急務となっている。

 三光汽船は「複数のスポンサー候補と交渉」しており「その内容を精査する必要がある」とのことですが、そんな悠長なことをいってられる状況なのでしょうか・・・主力のドライバルク市況とタンカー市況が更生開始決定時よりも低迷している状態なので、八方塞がりなのではないかと勘ぐってしまいます。

バルチック海運指数 2013/02/21

Baltic Dry Index BDI     737   (+2)
Capesize      BCI     1344  (-11)
Panamax       BPI     892   (+17)
Supramax      BSI     705   (+10)
Handysize      BHSI   411   (+1)

Panamaxは12連騰でBDIも反騰。
春節明けモードでHandysizeがようやく上昇開始か?

2013年2月21日木曜日

アジア-欧州定期航路の需給動向、13年予想は見方分かれる

日本海事新聞 2012年2月21日(木)
 2013年シーズンのアジア-欧州定期航路の需給動向について、船社関係者の見方が二極化している。欧州航路は引き続き1万TEU超の大型コンテナ船の投入が続き、荷動き大幅回復が期待薄の中、現行のサービス体制が続けば年後半にかけて需給軟化問題が再燃すると危惧する声がある一方、一定程度の需要があれば維持できるとの主張もある。(以下略)

 欧州危機で12年の欧州向けの荷動きは最悪でしたが、そのおかげで需給に合わせて柔軟にスペース供給をするやり方が定着し、運賃市況に対してある程度のバッファ効果が得られました。これが13年以降も続けば、荷動きの回復と相まって超大型船の投入に伴う船腹供給の拡大はある程度相殺され、運賃が大きく値崩れすることはないと予想出来ます。しかし、荷動きが活発になった場合もスペース供給の拡大というバッファ効果が働くため、スペースに対して圧倒的な荷動きが発生しない限りは運賃が大幅に回復することも考えられないのではないでしょうか。

バルチック海運指数 2013/02/20

Baltic Dry Index BDI     735   (-3)
Capesize      BCI     1355  (-22)
Panamax       BPI     875   (+16)
Supramax      BSI     695   (+8)
Handysize      BHSI   410   (-1)

Panamaxは11連騰。BDIはCapesizeと共に3連敗。

2013年2月20日水曜日

ヒュンダイ重工、1月の受注高は前年の12倍も・・・

日本海事新聞 2012年2月19日(火)
 現代重工業がまとめた1月の同社造船部門(シップビルディング部門)受注高は9億ドルとなった。前年1月実績(7600万ドル)の12倍に膨らんだ。隻数は9隻で、内訳はカナダのシースパン向け1万4000TEU級超大型コンテナ船5隻のほか、特殊船3隻、LPG(液化石油ガス)船1隻。前年1月はLPG船1隻だった。現代重工造船部門は2012年、受注額が61億ドルと目標額の約7割にとどまった。今年は1月から積極受注に動いている。 1月に受注した超大型コンテナ船5隻は、受注額が計6億ドル規模。15年から順次引き渡す。台湾の陽明海運が用船する。契約は、同型船5隻を追加建造できるオプション付きで、さらに受注につながる可能性がある。

 12年の第4四半期に赤字転落したヒュンダイ重工が一生懸命受注を増やしているみたいです。幸先いいスタートですが、13年の受注は全部門で297億ドル(前年比52%増)を目指しているということなので、これでもかなり厳しそうです。造船部門は78億ドル(26%増)とまだ現実的な目標です。しかしオフショア・エンジニアリング部門は60億ドル(190%増)に目標設定しているにもかかわらず、受注残高は1月末段階で2億ドル(僅か1隻)、しかも目標に見合った技術力もありません。ウォン安の時期ならいざしらず、今のままウォン高基調が続けば目標達成は更に遠のくでしょう。

バルチック海運指数 2013/02/19


Baltic Dry Index BDI     738   (-9)
Capesize      BCI     1377  (-31)
Panamax       BPI     859   (+14)
Supramax      BSI     687   (+8)
Handysize      BHSI   411   (±0)

Panamaxがまたまた大幅上昇で10連騰。しかしCapesizeが大幅な下落でBDIも2連敗。

2013年2月19日火曜日

バルチック海運指数 2013/02/18

Baltic Dry Index BDI     747   (-6)
Capesize      BCI     1408  (-26)
Panamax       BPI     845   (+13)
Supramax      BSI     679   (+7)
Handysize      BHSI   411   (-1)

Panamaxが9連騰。この9営業日で30%も上昇。


円安で日本出し貨物に注目集まる、運賃契約交渉は値上げ方向

日本海事新聞 2012年2月19日(火)
 日本出し欧州西航の2013年シーズンの契約交渉が本格化しているが、船社側は主力の自動車関連品を中心に運賃底上げを実現させたい意向だ。関係者によると、大手荷主との交渉で12年シーズンを上回る水準で運賃提示がなされている模様。欧州西航は円安傾向が進んでいることもあり、船社の日本出しへの注目は高まっている。交渉の先行きはまだ未知数だが、値下げは回避する姿勢で臨む構えだ。

 円安で自動車関連部品や完成車部品の荷動きが活発化するとの見通しから、自動車関連中心に運賃の値上げ気運が高まっているようです。中国の政情不安や経済の停滞、韓国のウォン高傾向から、運賃が安定している日本出し貨物に対して特に評価が高まっているというのもあります。とはいえ、今年は超大型貨物船が相次いで竣工するので、船腹の需給は緩むと考えられますので、楽観は禁物のようです。

2013年2月18日月曜日

バフェットらのハインツ買収に今更ながら雑感

買収はもっと早くてもよかったくらいですが、どの辺で手間取ったのでしょうね。やっぱり買収後のバークシャーと3Gとの間でのハインツの取り扱いについて話し合いが長引いたのでしょうか。
分析は既にネット上でいろんな人がやってるので、私の様なズブの素人がやるつもりはありませんが、とりあえず今回の買収で思ったこと。

ややハイレバレッジの経営とはいえ、
・ROEが5年平均で44.08%と非常に高水準
・売上・利益共に着実な成長を遂げている
・設備投資や研究開発に大きなコストのかかるビジネスではない
・一流のイメージが確立しておりブランドに高い価値がある
・陳腐化せず、50年後もみんなが使っている姿を想像できる
などなど、完全にバフェット好みの教科書的な銘柄だと思います。
関心はPERがおよそ23倍という値段がはたして買いなのかどうかでしょう。
これについてはGoogleで検索すると、ホントたくさんの人が分析しています。

でもむしろ逆から考えて、「ああ、このクラスの企業なら、あの値段でも十分買いなんだ」と、素直に感心しました。もちろん「非上場化して3Gが経営を取り仕切るから」という条件はつくとは思いますが・・・こういった投資判断を見れば、まだ含み損を抱えてる銘柄に対して心の余裕もできるし、銘柄選択に幅も出るし、ケチで投資機会を逸することの多い私みたいな人にとってはよい手本なのではないでしょうか。

2013年2月16日土曜日

商船三井が緬甸に現地法人を開設

日本海事新聞 2012年2月15日(金)
 商船三井は14日、東南アジアの新興市場として注目を集めるミャンマーに、現地法人を開設すると発表した。日本の海運大手がミャンマーに現地法人を設置するのは同国民主化後では初めて。商船三井は昨年3月にもヤンゴン-シンガポール間でフィーダーサービスを手掛けるなど、ミャンマーへの事業展開を積極的に進めている。現地法人の開設で同国での基盤を強化し、将来の成長に備えて営業力やサービス品質の向上を図る。

 日本郵船、商船三井と立て続けにミャンマー現地法人開設が発表されています。ミャンマーは今一番ローリスクでハイリターンが期待できる投資先なので現地法人開設は当然の流れですが、物流は経済の血脈、それを担う両者にはミャンマーの経済発展への寄与を強く期待します。

バルチック海運指数 2013/02/15


Baltic Dry Index BDI     753   (+5)
Capesize      BCI     1434  (+5)
Panamax       BPI     832   (+24)
Supramax      BSI     672   (+5)
Handysize      BHSI   412   (±0)

春節も明けてばら積み船運賃市況の底打ちを感じさせるいい1日。

2013年2月15日金曜日

バルチック海運指数 2013/02/12-14

2013/02/14
Baltic Dry Index BDI     748   (-3)
Capesize      BCI     1429  (-19)
Panamax       BPI     808   (+26)
Supramax      BSI     667   (+3)
Handysize      BHSI   412   (-2)

2013/02/13
Baltic Dry Index BDI     751   (-4)
Capesize      BCI     1448  (±0)
Panamax       BPI     782   (+33)
Supramax      BSI     664   (-4)
Handysize      BHSI   414   (-3)

2013/02/13
Baltic Dry Index BDI     747   (+1)
Capesize      BCI     1448  (-5)
Panamax       BPI     749   (+12)
Supramax      BSI     668   (+2)
Handysize      BHSI   417   (-1)

Panamaxが回復基調。石炭市況がじりじり上げてきてるのと関係があるか?


2013年2月14日木曜日

VLCC市況が暴落、原油価格下落が起こりパワーバランスは大きく変化するかも?!

日本海事新聞 2012年2月14日(木)
 VLCC(大型原油タンカー)市況が暴落している。1月下旬以降、WS(ワールドスケール)30-32で推移し、用船レート換算で日建て0-2000ドルに低迷。新鋭船の標準コスト3万ドル台半ばを大きく下回り、スポット船の収益環境は最悪の状況が続く。中国が昨年11-12月に原油在庫を積み増した反動で、今年の旧正月(2月10日)前の駆け込みは不発に終わった。シェール革命の影響で米国が原油輸入を縮小していることも、中東周辺の船腹余剰感に拍車を掛けている。

 1月には中東-極東航路で高齢船の運賃がWS(ワールドスケール)で38.25(用船料換算で1万1000ドル前後)を付けたと大騒ぎしてましたが、ここにきて完全に「暴落」水準まで落ち込んでしまったようです。今年は春節前の駆け込み成約が無かったということで、オイルタンカーの運賃市況は異常事態になっているようです。中国の製油所が定期修理で止まっているため、春節明けには回復するだろう・・・という声もありますが、はたしてどうなるか。また、シェールガス&オイルブームが進むことでアメリカの原油輸入量は目に見えて減っているため中東でVLCCの船腹がだぶついているというのもあります。オイルタンカー輸送への依存度の高い業者にとってはしばらく苦しい時期が続きそうです。
 しかし、円安の進行や原発停止などで日本国内のエネルギー価格が高騰していますが、中東の原油に対する依存度が世界的に低下しつつあるというのは、これから景気回復をして再び成長していこうとする日本にとっては福音ではないでしょうか。また、第三世界とロシアの発言力の低下やアメリカの復権、経済の活性化に伴う極東・東南アジアの地位向上といったパワーバランスの変化にも今後注意していく必要があります。

2013年2月12日火曜日

国内外の船舶投資ファンド、LNG船への投資に積極姿勢

日本海事新聞 2012年2月12日(火)
 LNG(液化天然ガス)船への資金需要が今後急速に拡大する見通しだ。米シェールガス(非在来型ガス)の輸出が開始されるほか、豪州の新規プロジェクトが相次ぎ開始されることが主因。海運大手3社は2011-12年に国内電力、ガス向けを中心に合計15隻のLNG船を発注済み。LNG船は現在、世界で380隻が運航、将来的には450隻の船腹が必要になるとの試算もある。船舶投資を行う国内外のファンドもLNG船への投資には積極姿勢をみせており、日本関連のLNG船だけで新規に40隻強、船価換算で8000億円規模の資金需要になる見通しだ。(以下略)

 LNG船は船価がとても高いので、シェールガスブームや原発の停止、天然ガス開発・利用の拡大はLNG船で実績のある造船各社にとって大きなチャンスになっています。特に、2012年の韓国造船業界の業績は海洋プラントとLNG船でどうにか持ちこたえていたといっても過言ではありません。日本国内では三菱重工や川崎重工が円安でどこまで受注を増やせるか。また、シェールガスブームは大型のLPG船(VLGC)やケミカル船の市況にもよい影響をもたらすはずです。今後もこれらの船腹は需給逼迫が予想されるので、海運各社は新造船の発注を進めなければいけません。しかし、特にLNG船の船価の高さは造船各社にとっては福音ですが海運各社にとっては大きな負担になってしまいます。よほど余力のある海運業者でなければ船腹の拡大は厳しいです。となれば、船舶のレバレッジドリースを手がけるリース会社はきっとよだれを垂らして近づいてきてることでしょう。

日系大手荷主との定期船運賃交渉、2013年はやや上昇基調

日本海事新聞 2012年2月12日(火)
 1月下旬から本格化している定期船社と日系大手荷主との2013年輸送契約交渉(運賃交渉)は、前年に比べて値上げ基調で動いているようだ。大型船の竣工が相次ぐため需給環境は良くないが、定期船社の収支は依然として厳しいため、どこも本社がプライシング(価格設定)を引き締め傾向にしているためだ。現時点では運賃を下げて貨物を取りに行こうという“積極策”をとる船社は出ておらず、今のところ粛々と各交渉が進んでいる。ただ、値上げ基調とはいえ「本社が求めている(運賃水準)には届いておらず、上げ幅も若干にとどまる」(外船社の営業担当)という声も聞こえる。(以下略)

 今年はメガコンテナ船の大量竣工が控えており、船腹需給は確実に緩むため、海運各社はかなり警戒しています。しかし、①欧州危機の終息、②日本の電機・家電メーカーの業績回復、③アメリカでの景気拡大、④東南アジアの成長など、需要の拡大要素も多く、また日本と東南アジアの成長国ではメガコンテナ船を受け入れるターミナルの整備が遅れており、しばらくは一定の船腹需要、一定水準の運賃が保たれるのではないでしょうか。

バルチック海運指数 2013/02/11

Baltic Dry Index BDI     746   (-2)
Capesize      BCI     1453  (-8)
Panamax       BPI     737   (+14)
Supramax      BSI     666   (-3)
Handysize      BHSI   418   (-3)

Panamaxは3連騰。BDIは小幅下落で2連敗。
Supramaxは気がつけば21連敗・・・そろそろ反騰して!!

2013年2月11日月曜日

ヒュンダイ重工、2012年第4四半期は赤字に転落


日本海事新聞 2012年2月12日(火)

 造船世界最大手・現代重工(韓国)の2012年第4四半期(10-12月期)決算は、純損益が3187億ウォン(約272億円)の赤字に転落した(前年同期は713億ウォンの黒字)。台湾TMTがVLOC(超大型鉱石船)4隻の船価を払わず、転売せざるを得なかったことなどが響いたようだ。

  ・・・とはいえ、「TMTのせいだ!」とばかりもいえない状況のようです。ヒュンダイ重工は韓国のライバル造船業者や日本の造船各社と比較して不採算船の受注残に占める割合が高いとのこと。どうやらリーマン・ショック前の造船活況時に出遅れた影響で、暴落後の受注割合が高くなってしまったようです。こんな時期に限ってウォン高が進んでいるわけですから、ヒュンダイ重工にとっては弱り目に祟り目、運が悪いとしか言いようがありません。

オーストラリアの大富豪が「タイタニックII」を中国の造船所に仮発注!?

日本海事新聞 2012年2月12日(火)
 オーストラリアの大富豪が悲運の船「タイタニック」を模したクルーズ客船「タイタニックII」を中国の造船所に仮発注し、2016年にも就航させる-というニュースが昨年4月に報じられ、一時は業界をにぎわせたことがある。その後、「デザインコンセプトができた」「運航船社の立ち上げ準備が始まった」などの続報が流れた。今度は、今月16日夜にマカオのリゾートホテルで「タイタニックII」の構想を説明するディナーパーティーが計画されているといった情報が入ってきた。(中略)
 しかし、その後の関係者の調査によって、新船を仮受注したとされる中国・江蘇省の長航重工金陵造船所には「同船のような豪華な客船を建造する技術も能力もない」ことが判明。厳しい経営環境下にある中国造船の受注競争を浮き彫りにした形となった。(以下略)

 オーストラリアの富豪が悪趣味なのはおいといて、中国の造船所側について日本は笑ってばかりもいられません。日本の産業界だって昔は「やったことのない仕事」を請け負って、それをちゃんとこなして成長してきたのですから。韓国の産業界も、作れもしないビルや橋を受注して今にいたってます。韓国の場合は未だにちゃんとこなすことができず世界中に多大な迷惑をかけてますが・・・。「できるかどうかわからない仕事」を請け負うというのは成長期の国や企業につきもので、こうした仕事を通して信頼を獲得していくものです。ソニーだって京セラだってそうやって大きくなったのでした。

2013年2月9日土曜日

バルチック海運指数 2013/02/08

Baltic Dry Index BDI     748   (-1)
Capesize      BCI     1461  (-20)
Panamax       BPI     723   (+28)
Supramax      BSI     669   (-2)
Handysize      BHSI   421   (-4)

Panamaxは2日連続で大幅高もBDIは小幅下落。

2013年2月8日金曜日

円安で日本の造船各社に引き合い活発化

日本海事新聞 2012年2月8日(金)
 長く低迷が続いた新造船マーケットの潮目が変わりそうだ。為替の円安傾向により、日本の造船各社にとって新造船の受注環境が整ってきたのに加え、需要サイドの海運から引き合いが活発になってきたため。造船サイドは円安傾向の行方をにらみながら、引き続きステップ・バイ・ステップで新造船を受注していく構え。
 日本の政権が交代した2012年12月前後から始まったドル高修正の前は、新造船価低迷以前に新造船の引き合いそのものが極めて限られていた。
 潮目が変わってきたのは昨年末、外国為替市場で円安トレンドが定着してから。新造船を受注しやすい環境となってきたのに加え、日本の造船会社の船台が韓国・中国に比べ相対的に空いていたため、船価チェックを目的としたものを含め「引き合いは目に見えて増えている」(新造船営業関係者)。(以下略)

 まだ新造船の発注は限定的ですが、海運各社の目は円安で着実に日本の造船業者に向き始めています。特に日本の船は中国や韓国に比べて燃費の面で競争力が高く、環境にも優しいため、「できれば日本の船で」と考えている海外船主は少なくありません。また、韓国が造船で日本を抜いたのが2000年前後ですが、その頃のばら積み船やコンテナ船が耐用年数を迎える時期にきており「次は日本の船で」という声は更に大きくなるでしょう。これまでは超円高でどうしても製造コストで勝る中国勢、韓国勢に押され気味でしたが、円安基調が定着すれば2014年は受注ゼロどころか「日本造船業復活の年」になるかもしれません。

バルチック海運指数 2013/02/07

Baltic Dry Index BDI     749   (+9)
Capesize      BCI     1481  (-3)
Panamax       BPI     695   (+38)
Supramax      BSI     671   (-3)
Handysize      BHSI   425   (-6)

Panamaxの大幅高に引っ張られてBDIが2連騰。

2013年2月7日木曜日

バルチック海運指数 2013/02/06


Baltic Dry Index BDI     740   (+1)
Capesize      BCI     1484  (+18)
Panamax       BPI     657   (+6)
Supramax      BSI     674   (-3)
Handysize      BHSI   431   (-7)

BDIが僅かに反騰。Capesizeに続きPanamaxもプラス。

2013年2月6日水曜日

バルチック海運指数 2013/02/05

Baltic Dry Index BDI     739   (-6)
Capesize      BCI     1466  (+5)
Panamax       BPI     651   (-2)
Supramax      BSI     677   (-4)
Handysize      BHSI   438   (-6)

BDIは11連敗。Capesizeがささやかながら2連騰。

2013年2月5日火曜日

バルチック海運指数 2013/02/04


Baltic Dry Index BDI     745   (-5)
Capesize      BCI     1461  (+7)
Panamax       BPI     653   (-11)
Supramax      BSI     681   (-1)
Handysize      BHSI   444   (-5)

BDIは10連敗もCapesizeがようやく上昇。

2013年2月4日月曜日

プロダクトタンカー市況で先高観

日本海事新聞 2012年2月4日(月)
 プロダクト(石油製品)タンカー市況で先高観が強まってきた。船腹需給が今後タイトになる見通しであるため。2013年から15年に向け市況上昇が予想されている。マーケット筋によると、13年のプロダクト船の純増は3・2%。これに対し、需要は4・6%の増加が見込まれている。(以下略)

 ここにきてプロダクトタンカーやケミカルタンカーの需給がタイトになってきているようです。飯野海運の業況なんかにも現れてきていますね。来年、再来年と需給は更にタイトになると見られています。なのにVLCCの市況は酷いままなのは・・・やっぱりオイルタンカーに比べて船腹が足りてない&大型化が進んでないってことなんでしょうかね〜。だとしたら、プロダクト&ケミカルタンカーの新造がここ数年で一気に進むかもしれません。儲かるのは海運ではなく、プロダクトタンカーやケミカルタンカーを得意としている造船会社で、新来島どっくや北日本造船が非上場だから、もし市況に従うならば佐世保重工業が買い・・・といいたいところですが、どこも稼ぎ頭の大型オイルタンカーが先細りなのでしばらくは厳しいでしょうね。

日本郵船、ミャンマー便を強化

日本海事新聞 2012年2月4日(月)
 日本郵船はミャンマー・ヤンゴン-シンガポール間を結ぶ定期船サービス「YGX」を強化している。同サービスは他社とのスロット交換で2012年8月から開始したが、このほど調達するスペースを倍増、より安定したサービス提供を進めている。日本発着貨物の需要は一時に比べ沈静化しているが、アジア全域での荷動き需要をカバーし賄っている。(以下略)

 ミャンマー出し日本向け貨物はアパレル品中心でコンテナ輸送が活発化しています。日本出しミャンマー向けは少し落ち着いていますが、中古車など再び活発化する可能性があり、対ミャンマーの海上輸送はこれから更に拡大していくでしょう。また、YGXはアジア全域からの対ミャンマー需要を取り込むことで安定した集荷につなげているとのことです。

2013年2月2日土曜日

バルチック海運指数 2013/02/01


Baltic Dry Index BDI     750   (-10)
Capesize      BCI     1454  (-14)
Panamax       BPI     664   (-13)
Supramax      BSI     682   (-2)
Handysize      BHSI   449   (-6)

BDIは9連敗。底はまだ見えず。

2013年2月1日金曜日

バルチック海運指数 2013/01/31

Baltic Dry Index BDI     760   (-7)
Capesize      BCI     1468  (-9)
Panamax       BPI     677   (-13)
Supramax      BSI     684   (-4)
Handysize      BHSI   455   (-6)

BDIは8連敗も下落幅は縮小か。

決算発表がたくさんあった日ということで、流通・海事関連業者の勝敗表なのです!

海事新聞の見出しを見てるだけで参考になりますね〜。


日本郵船/124-12月期:経常益153億円
商船三井/124-12月期:経常赤字157億円
◯川崎汽船/124-12月期:経常益105億円

2013年1月31日木曜日

バルチック海運指数 2013/01/30

Baltic Dry Index BDI     767   (-12)
Capesize      BCI     1477  (-14)
Panamax       BPI     690   (-13)
Supramax      BSI     688   (-7)
Handysize      BHSI   461   (-6)

BDIは7連敗。まだまだ下落が続くか。

2013年1月30日水曜日

日本のマリ支援に見え隠れする1ドル=110円説

『日本、マリ支援に110億円拠出を検討』
 アルジェリアでの人質事件を受けたテロ対策の一環として、外務省は、イスラム過激派武装勢力の掃討作戦が続いているアルジェリアの隣国・マリなどの支援に、およそ110億円の拠出を検討すると発表しました。(中略)
 日本が約束した拠出額であるおよそ110億円は、アメリカのおよそ90億円やEUのおよそ60億円を上回っていますが、日本は、支援金を軍事行動に直接使うことは許していません。(TBS)

大げさなタイトルを書きましたが単なる妄想です(笑) 実は既に1ドル=110円という既定路線があって、日本はアメリカと足並みを揃えるために拠出額を「1億ドル」にしたんじゃないのかなあ・・・と、思えてきませんか?微妙に110億円という数字の中途半端さが気になりますよね。

大宇造船海洋、12年受注額は3%増で目標達成も純利益は82%減

日本海事新聞 2012年1月30日(水)
 大宇造船海洋は28日、2012年1-12月期業績を韓国取引所に告示した。売上高は前期比3%増の12兆5654億ウォンとわずかに増えた半面、営業利益が55%減の4516億ウォン、純利益は82%減の1370億ウォンと大幅に落ち込んだ。投資有価証券評価損計上、貸倒引当金積み増しなどが損益に影響したとみられる。(以下略)

評価損の理由や貸倒れの可能性について詳しくは記載されていませんが、韓国の造船業界も苦戦しているようで、大宇造船海洋は大手三社で唯一の12年受注目標の達成みたいです。特に一般商船部門の落ち込みは嫌儲で、大宇も8割減と苦しんでいます。既に付加価値の高い海洋プラントへのシフトを試みてますが、日本と比較すれば圧倒的な技術不足は否めない上に、中国造船業界も海洋プラント建造に興味を示しているので、韓国造船業界は1985年前後の日本の様な造船不況に突入する可能性もあるのではないでしょうか。

国際コンテナ戦略港湾の機能強化に12%増の400億円

日本海事新聞 2012年1月30日(水)
 政府は29日、2013年度予算案を閣議決定した。国土交通関係予算には一般会計で国費総額、前年度比12%増の5兆743億円を計上。海事・港湾両分野などで成長戦略を推し進めていく。(以下略)

日本海事新聞 2012年1月30日(水)
 国土交通省港湾局関連予算案では、前年度比6%減の1912億円(全国防災関係経費含む)を計上した。国際コンテナ戦略港湾の機能強化には公共・非公共合計で12%増の400億円が充てられた。一方、国際バルク戦略港湾に関する無利子貸付制度の創設は認められなかった。港湾整備事業は5%減の1732億円。(以下略)

麻生さんが以前からこんなことを言っています。
「コンテナ船は大きくなっているのに日本の一級港湾の水深が14メートルというのは不合理だ。水深18メートルにすれば深圳やシンガポールでの積み替えが不要になってコストも下がる。」
京浜、阪神の国際コンテナ戦略港湾の機能強化を推し進める様です。近視眼的にみればそれだけ日本のコンテナ海運は国際的な競争にさらされるわけですが、結果的に海上物流の活性化をもたらすのではないでしょうか。これまで日本の成長戦略は保護的な個別最適化によって「合成の誤謬」に陥ってた嫌いがありますが、本当の成長を取り戻すには、そういった非合理や不条理は排していかなければいけませんね。

バルチック海運指数 2013/01/29


Baltic Dry Index BDI     779   (-13)
Capesize      BCI     1491  (-16)
Panamax       BPI     703   (-10)
Supramax      BSI     695   (-15)
Handysize      BHSI   467   (-5)

BDIは6連敗。ドライバルク運賃の下落が全面的に加速。

2013年1月29日火曜日

株式会社ビューティガレージのIPOはどうか?

例によってIPOは買わないイーユンです。

トレンダーズ以来、久しぶりに財務が綺麗で成長力のありそうな企業のIPOです。おそらく仮条件の上限2,300円で決まるのではないでしょうか。ROEも20%前後と魅力的です。

ただし来期の予想決算で見てPBRは3.5くらい、PERは17くらいにはなるかと思うので、上がっても5000円くらいまでで、そのあとは渋い値動きになるかな…

バルチック海運指数 2013/01/28

Baltic Dry Index BDI     792   (-6)
Capesize      BCI     1507  (-13)
Panamax       BPI     713   (-5)
Supramax      BSI     710   (-1)
Handysize      BHSI   472   (-3)

BDIは5連敗。Supramaxは11連敗も1/11からの下落幅は5%未満。

2013年1月27日日曜日

バルチック海運指数 2013/01/23-2013/01/25

インフルエンザで寝込んでたので、3日分まとめて載せます。

2013/01/25

Baltic Dry Index BDI     798   (-10)
Capesize      BCI     1520  (-21)
Panamax       BPI     718   (-5)
Supramax      BSI     711   (-1)
Handysize      BHSI   475   (-3)


2013/01/24

Baltic Dry Index BDI     808   (-9)
Capesize      BCI     1541  (-23)
Panamax       BPI     723   (-4)
Supramax      BSI     722   (-1)
Handysize      BHSI   478   (±0)


2013/01/23

Baltic Dry Index BDI     817   (-8)
Capesize      BCI     1564  (-13)
Panamax       BPI     727   (-2)
Supramax      BSI     713   (-8)
Handysize      BHSI   478   (+1)

BDIは下落に転じて再び800ポイント割れ。
Handysizeの上昇は9連騰でストップ。
来週以降の運賃に期待上昇に期待。

2013年1月23日水曜日

中国、2012年石炭輸入量は前年比29・8%増

日本海事新聞 2012年1月22日(火)
 中国の税関総署が21日発表した2012年の石炭輸入量は前年比29・8%増の2億8851万トンだった。中国は冬場を迎えて30年ぶりの大寒波が襲っており、一般炭輸入が高水準で推移。12月単月の石炭輸入量は3495万トンと過去最高を記録している。(以下略)

石炭の市況はかなり軟調で、パナマックスもハンディマックスも船腹過剰なのに、中国の石炭輸入は前年比で30%増、12月には過去最高を記録してたんですね。寒波がなかったら中型バルカーはどれだけ低迷していたことか…

2012年の日本発輸出航空混載貨物実績、欧州向けが大幅減

日本海事新聞 2012年1月22日(火)
 航空貨物運送協会(JAFA)がまとめた2012年(1-12月)の日本発の輸出航空混載貨物実績は、重量が前年比9%減の91万2367トン(未報告企業1社の実績を除いた数値で比較、以下同)となり、3年ぶりに100万トンを割り込んだ。主力の電子部品関連が円高の長期化で生産拠点が海外にシフトしたのが響いた。上半期は前の年にあったタイ洪水関連の緊急輸送で取扱量を押し上げたが、下半期には一段落。香港、台湾への液晶関連のスポット輸送もあったが、全体の底上げにつながらなかった。12年12月は前年同月比20%減の6万8522トンで、11カ月連続の前年割れだった。(以下略)

 去年は予想通り、欧州向けの航空混載貨物が24%減と絶望的に減ってしまっていたようです。ドイツが25%減、ベネルクス3国が30%、英国、フランス、イタリアも2桁減でした。また、中国と韓国も16-17%減と低迷しました。これは、欧州向けの情報機器輸出が低迷したことで日本からの電子部品の輸入が大幅に減ったことが主な要因でしょうか。なお、12月は更に低迷しているようです。

三光汽船、2月末の更生計画策定を目指す

日本海事新聞 2012年1月22日(火)
 三光汽船は、2月末を提出期限に設定している東京地裁への更生計画案の提出に向け、同計画の作成を急いでいる。現時点では2月下旬までに作成、提出する方針。ただし、足元の海運市況ではケープサイズ、プロダクト(石油製品)船などが同社運航船の損益分岐点を上回るが、パナマックスなど利益確保が困難な船種も存在。三光汽船はスポンサー選定を継続するとともに、更生計画案の調整が遅れた場合、2月末以降に計画策定が延期される可能性もある。(以下略)

 三光汽船は非上場の中堅海運業者ですが、1985年に続き、昨年2度目の会社更生法の申請して現在再建中です。2007年からの株主資本比率の推移を見ると、


52%→56%→63%→(民主党政権)→57%→52%→7.6%

といった感じで、再上場を目指して着実に再建に向かっていた三光汽船は民主党政権ができると同時に採算性が悪化し始めました。民主党が日本経済に与えたいかに打撃がいかに大きかったかがわかります。三光汽船が1985年に一度倒産した理由がプラザ不況であったことを考えると、日本経済に対して民主党の及ぼした悪影響はプラザ合意レベルだったとさえいえるかもしれません。
 何はともあれ、三光汽船が更生計画案を策定するには、資本を充実させるためのスポンサーの確保と、月次収支の黒字化が前提条件です。市況は必ずしも芳しくありませんが、民主党が政権を退き円安基調が続いていることは三光汽船にとって好材料です。三光汽船は日本郵船、商船三井、川崎汽船に次ぐ海運会社であり、しかも創業から独自路線を貫いてきた日本海運業のひとつの象徴として、どうにか再建を成し遂げ再上場を果たして欲しいものです。私はIPOには基本的に応募しませんが、三光汽船は応援したいから、もし再上場する日が来たら損得抜きでたくさん買いますので。

バルチック海運指数 2013/01/22


Baltic Dry Index BDI     825   (-13)
Capesize      BCI     1577  (-27)
Panamax       BPI     729   (-7)
Supramax      BSI     721   (-7)
Handysize      BHSI   477   (±3)

BDIは14営業日ぶりの下落で一服。Handysizeは変わらず。

2013年1月22日火曜日

バルチック海運指数 2013/01/21

Baltic Dry Index BDI     837   (+1)
Capesize      BCI     1604  (-1)
Panamax       BPI     736   (-4)
Supramax      BSI     728   (-2)
Handysize      BHSI   474   (+4)

BDIは13連騰。Handysizeも7連騰で底打ちか?

2013年1月21日月曜日

李明博「援助する側になり国の格が上がった」

「銀行に行く時はいい服を着て行く、税務署に行く時はみすぼらしい服を着て行く、その場その場で態度を変えないと損するのは自分。」
イーユンの母は商売人なので、小さい頃から何度も何度もそう言い聞かせられてきました。他人を見るとき、例えば株を買おうと思った企業の経営者を評価する時にも、しかるべき場での態度が悪くないか、また変な虚栄心がないかは重要です。

李明博さんが今朝のラジオ演説で、「わが国の歴史で、今より国格が高いことはかつてなかった」と言って自分の在任中の功績を誇示していたそうです。その理由として、2010年にOECD開発援助委員会に加盟し、援助される側から援助する側になったことを挙げています。「国格」って日本語は馴染みがないので、いまいち何を意味するのかピンときません。でも、どうやら「援助できるくらいお金持ちになった」といった感じのことを言っているみたいです。去りゆく身とはいえ、通貨高の危機が迫っている先進国の大統領の発言としてはどうなんでしょう。

米国の2012年新車販売台数、ほぼリーマン前の水準まで回復

日本海事新聞 2012年1月21日(月)
 米オートモーティブニュース電子版によると、米国の2012年の新車販売台数は前年比13%増の1449万台だった。07年以来5年ぶりの高水準で、3年連続2桁成長を記録。米クライスラーをはじめ、独フォルクスワーゲン(VW)、日系大手3社、韓国・現代自動車グループなどが2桁の伸びを示すなど、販売回復が鮮明となった。(以下略)

 米国経済は調子がいみたいですね。特にフォルクスワーゲンが前年比30%増、クライスラー、トヨタ、ホンダが20%以上増など健闘ししました。ただし、原油が高止まりしていることもあり、トヨタのプリウス83%増など低燃費車が販売を拡大しています。シェールオイルの生産が増えてもコストの関係でガソリン価格は下がらないといわれているので、この傾向はしばらく続くのではないかと思いますが・・・燃費が悪くて車体も排気量も音も大きいクルマに乗りたいアメリカ人はさぞストレスに感じていることでしょう。

北米西岸南部(PSW)3港の2012年コンテナ取扱量、ほぼリーマン前の水準まで回復

日本海事新聞 2012年1月21日(月)
 北米西岸南部(PSW)3港の2012年コンテナ取扱量は、空コンテナを含む輸出入合計でロサンゼルス(LA)港が前年比2%増の807万8000TEU、ロングビーチ(LB)港が0・3%減の604万6000TEU、オークランド港がほぼ前年並みの234万4000TEUだった。3港合計では1%増の1646万8000TEUと、2年ぶりに伸び率はプラスになった。ただし取り扱い実績はリーマン・ショック前の07年には届かなかった。

 今日は名古屋港のコンテナ取り扱いがリーマン前水準まで回復したという記事もありました。ドライバルクや原油タンカーの需要はなかなか回復の兆しが見えてきませんが、コンテナ物流はもしかしたらこのまま空前の活況に向かうのでは!?と思わせる記事が増えてきています。物流は経済の血流なので、世界経済にとっては良いニュースではないでしょうか。。