2013年2月21日木曜日

アジア-欧州定期航路の需給動向、13年予想は見方分かれる

日本海事新聞 2012年2月21日(木)
 2013年シーズンのアジア-欧州定期航路の需給動向について、船社関係者の見方が二極化している。欧州航路は引き続き1万TEU超の大型コンテナ船の投入が続き、荷動き大幅回復が期待薄の中、現行のサービス体制が続けば年後半にかけて需給軟化問題が再燃すると危惧する声がある一方、一定程度の需要があれば維持できるとの主張もある。(以下略)

 欧州危機で12年の欧州向けの荷動きは最悪でしたが、そのおかげで需給に合わせて柔軟にスペース供給をするやり方が定着し、運賃市況に対してある程度のバッファ効果が得られました。これが13年以降も続けば、荷動きの回復と相まって超大型船の投入に伴う船腹供給の拡大はある程度相殺され、運賃が大きく値崩れすることはないと予想出来ます。しかし、荷動きが活発になった場合もスペース供給の拡大というバッファ効果が働くため、スペースに対して圧倒的な荷動きが発生しない限りは運賃が大幅に回復することも考えられないのではないでしょうか。