プロダクト(石油製品)タンカー市況で先高観が強まってきた。船腹需給が今後タイトになる見通しであるため。2013年から15年に向け市況上昇が予想されている。マーケット筋によると、13年のプロダクト船の純増は3・2%。これに対し、需要は4・6%の増加が見込まれている。(以下略)
ここにきてプロダクトタンカーやケミカルタンカーの需給がタイトになってきているようです。飯野海運の業況なんかにも現れてきていますね。来年、再来年と需給は更にタイトになると見られています。なのにVLCCの市況は酷いままなのは・・・やっぱりオイルタンカーに比べて船腹が足りてない&大型化が進んでないってことなんでしょうかね〜。だとしたら、プロダクト&ケミカルタンカーの新造がここ数年で一気に進むかもしれません。儲かるのは海運ではなく、プロダクトタンカーやケミカルタンカーを得意としている造船会社で、新来島どっくや北日本造船が非上場だから、もし市況に従うならば佐世保重工業が買い・・・といいたいところですが、どこも稼ぎ頭の大型オイルタンカーが先細りなのでしばらくは厳しいでしょうね。