日本海事新聞 2012年1月18日(水)
三井不動産は17日、2012年度から始まった6年間の新グループ中長期経営計画で、国内の物流施設の開発に約2000億円を投資すると発表した。昨年12月に着工した千葉県市川市の物件に続き、首都、関西両圏で合計6物件の新規開発も決定。多様なチャンネルや既存テナントとの取引などを生かし、年4-5物件の開発を進めていく。物流特化型REIT(不動産投資信託)の立ち上げも視野に入れている。(以下略)
開発を決めたのは船橋市、八潮市、久喜市、日野市、愛川町、堺市の首都圏5物件と関西1物件で、東芝、凸版印刷、旧新日鉄などから開発用地を取得したみたいです。また、市市川市の物件ではスペースの約4割を楽天が借りているとのこと。これからネットショッピングはまだまだ普及が進んで汎用化していくでしょうし、この分野はますます伸びるでしょうね。ちなみに物流REITは資産規模1000億円が設立の判断の目安とのことなので、投資額から考えて近い将来立ち上げられるのではないでしょうか。非常に利益率が高そうなので個人的に興味があります。