2013年1月16日水曜日

欧州向けコンテナ市況が改善傾向

日本海事新聞 2012年1月16日(水)
 中国発欧州向け定期航路のコンテナ運賃が上昇している。上海航運交易所(SSE)がまとめた1月11日付の上海発北欧州向けコンテナ運賃(スポット)は20フィートコンテナ当たり1418ドルとなり、前週に比べて約150ドル上昇した。欧州航路は昨年12月ごろから冬季減船による船腹量削減効果もあって市況が好転し、1月に入ってもその傾向が持続してきた。これから中国の旧正月休み前の駆け込み需要も期待できることから、しばらく欧州向けの運賃市況は値上がりが続きそうだ。(以下略)


 中国出しだけじゃなく、日本出し欧州向けのコンテナ市況も12月頃から「需給が逼迫してスペースが確保できない」といった声が聞こえるほど活気づいているそうです。北米も東岸向けを中心に運賃が上昇基調だし、新造コンテナ船の供給も一服しているので、あとひと押しあればコンテナ市況も回復軌道に入るのではないでしょうか。